2015年5月31日日曜日

アニメーション paraparaスクリプト

アニメーションでブロッキングをつけている時に、前後のオブジェクトの位置が表示されるといいなと思い、Melスクリプトを書きました。
Mayaのゴースト機能を1つのウィンドウにまとめたものです。
paraparaという名前は、手書きアニメーションでは動きを確認する時に紙をパラパラして確認するので、そこからとりました。

●paraparaスクリプト


●ソース
/*parapara script
*/

global proc GhostsPara()
{
    int $val;
    $val = `intSliderGrp -q -value paraSlider`;
    updateGhostData 2 $val;
}

global proc GhostsParaNum()
{
    int $num;
    $num = `intSliderGrp -q -value numSlider`;
    updateGhostData 0 $num;
    updateGhostData 1 $num;
}

global proc CrateGhost()
{
   updateGhostData 0 1;
   updateGhostData 1 1;
   updateGhostData 2 1;
   CreateGhost;
}


{
if(`window -exists parapara`)
deleteUI parapara;

window parapara;
showWindow parapara;

columnLayout;
intSliderGrp -label "frame per step" -field true
             -value 1
             -maxValue 30
             -cc"GhostsPara()" paraSlider;
           
intSliderGrp -label "Ghost number" -field true
             -value 1
             -maxValue 10
             -cc"GhostsParaNum()" numSlider;
setParent ..;

rowLayout -numberOfColumns 2;          
button -label "Create Ghost"
       -command "CrateGhost()";
           
button -label "Delete GhostAll"
       -command unGhostAll;

}

●説明
・frame per step:ゴーストを描画する間のフレームの数を指定します。デフォルト値は1です。
・Ghost number:カレント フレームの前後にあるフレームに描画する、ゴースト化されたイメージの数を指定します。デフォルト値は1です。
・Create Ghost:選択したオブジェクトのゴーストを作る。
・Delete GhostAll:シーン内のゴーストを全て削除。

●まとめ
思ったより使いにくくてびっくり!
ブロッキングでカーブをステップにしてると、キーフレームの打つ場所がまちまちなので、思ったように前後のオブジェクトが表示されない。
元々のアイディアは、前後のキーフレームが打ってあるところのゴーストを表示する。というものだったが、Mayaのゴースト機能ではそれを行うのは無理そう。
また、ゴーストのオブジェクトの不透明度が100なので、元のオブジェクトと判別しづらい。ゴーストの不透明度の調整ができるといいな。
今度詳しい人に聞いてみよう!

と思ったら、既にありました!
「GhostMan」
http://www.creativecrash.com/maya/script/ghostman

世の中自分がこれは!って思ったものは大抵既に誰かが作ってるな~

2015年5月29日金曜日

Bouncing ball その6

前回ブロッキングまで進めたアニメーションを詰めました。

●Bouncing ball course



●Comment
・ボールはバレーボールをイメージしていたが、バレーボールよりも重くて固そう。
・回転する板のところの動きが変。



今回はもう1つ。
同じコースをカートゥーンアニメーションを意識して作りました。

●Bouncing ball course cartoon brocking



●Comment
・回転する板に当たって、くるくる回るところはlocatorをかませてコンストレインした。
・始めはコンストレインせずにキーを打ってやっていたが、全然上手くいかずに苦戦した。しかしコンストレインのことを思い出したおかげで、あっという間に解決!
コンストレインのことは知識としてはあったが、使いどころが分かったのは良い経験になった。
・リグのこと。コンストレインするためのコントローラーを別に用意した方がいいかも。

●Bouncing ball corse cartoon



●Comment
・カートゥーニーなので、無理な動きをしていても何となく見れる気がする。
・最後のプニプニはうまくいった!
・左下の滑り台のところのタイミングが早すぎる。あと2,3コマ足す。
・気持ちの良いアニメーションにはなったかな。

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●まとめ
・これまでのBouncing ballでの成果がでてきている気がする。
・カートゥーン調のアニメーションは作っていて楽しいが、まずは物理的に正しい動きをマスターするよう心がける。
・ブロッキング段階でもっとタイミングを意識する。詰めの段階でのキーフレームの調整が多すぎた。
・動きのアーク(孤)がキレイじゃないと、カートゥーン調でも変な感じになる。

●次回
・次はピルアニメーションに挑戦!
・まだBouncing ballは完璧ではないが、まずはずんずん先に進んでみることにする!

2015年5月28日木曜日

Bouncing ball その5

ずっと同じセットでやっていても仕様がないので、セットを変えてみました。

●前のセット

●今回のセット

今回は単純な地面や壁ではなく、角度やカーブのある物を使います。
各パーツには、コントローラをつけて移動やアニメーションをしやすくしてみました。

●動画

・まだブロッキングの段階。次はカーブいじってアニメーションを詰めていきます。

2015年5月27日水曜日

Bouncing ball その4

3種類のボールでBouncing ballのアニメーションを作った。
3種類とも、床はコンクリートの設定。

1.Volley ball



●反省点
・最初の落下のタイミングが早い。あと2,3f遅い方がいいかも。
・壁に当たってから、すぐにスピードが落ちすぎている。
・バレーボールよりも、硬くて重いボールに見える。


2.Bowling ball



●反省点
・2回目のバウンスでの移動距離が大きい。
・壁に当たった後のバウンスの高さが高い。重い球は壁に当たった後こんなに上がらない気がする。
・最初に落ちる時に急加速している。
・ボーリングの球より軽そう。

3.Beach ball



●反省点
・いい感じ!

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●全体の反省
・タイミングの意識が低い。
・ボールそれぞれの特性を意識して、タイミングを変える。
・壁の反射はいい感じにできている。
・全体的にタイミングが早い気がする。

●次回に向けて
・タイミングを意識する。
・重い、軽い、硬い、柔らかい等、物の特性を知る。
・動かす物の特性だけでなく、地面などの特性によってもアニメーションは変わる。それを意識する。
・何がどこを動いているのか!

2015年5月26日火曜日

Bouncing ball その3

Bouncing ballの前に、ボールが壁に当たるアニメーションを練習する。
なぜならBouncing ballで壁に当たるところが上手くできないから。

●設定
・ボールはバレーボール。
・スタート時のボールはトップスピードの状態。

●動画


●結果
・上手くできた気がする。
・ボールが止まるところが、まだ急かもしれない。
・壁のバウンスも、上下のバウンスと似ている。
・上下のバウンスは地面に近づくにつれて加速するが、壁のバウンスは壁に近くづくにつれて減速する。
・壁に近づくにつれて減速するが、壁にバウンスするところのアニメーションカーブは球にしないとバウンスする感じがでない。

●次回
・壁のバウンスの感じは掴めた気がするので、次こそちゃんとしたBouncing ball。
・ボールの設定は、バレーボール。

2015年5月25日月曜日

Bouncing ball その2

・軽い球

 

反省点
・壁の反射が反射している感じがしない
・1回目の跳ねが跳ねすぎ
・ボールが止まるのが急
・ボールが止まる前にもっと細かく跳ねを入れる

・重い球



反省点
・落ちるときに加速している
・2回目の跳ねの後加速している
・壁の反射が反射している感じがしない
・ボールが止まる前に滑っている

今後
・まずは壁の反射が上手くできるようにする
・ボールが滑らないようにする

Photoshopメモ
下のブラシが使いやすいかも


2015年5月19日火曜日

Bouncing ball その1

アニメーションの練習
Bouncing ball。



反省点
・14f、床から浮いている
・63fからスピードが急に落ちている
・軽いボールの感じがしない。どんなボールなのか判断できない。

次回からは、時間を計る。